ピアノを長く楽しむために

指導者の指導力不足で、

間違った手指の形での弾き方にも関わらず、
「まだ子供だから指が柔らかいのは仕方ない」と、
どんどん先へ進んでしまう先生に習うと
「本物のピアノ基礎」は100%身に付きません。

指導者の指導力不足で、

間違った手指の形での弾き方にも関わらず、
「まだ子供だから指が柔らかいのは仕方ない」と、
どんどん先へ進んでしまう先生に習うと
「本物のピアノ基礎」は100%身に付きません。

1番最初の「ド」を弾く時点から、「崩れた手の形や、中途半端な手指の状態」「打鍵時に関節がペコンとへこむ」などで弾き進めた子供は、間違った弾き方が癖付くので、ピアノテクニックやピアノ基礎を正確に身に付けることはできません。最初が中途半端だと、その後も中途半端な状態になります。

子供は、一番最初から

「正しい手指の形での弾き方」を
教え定着させないと、弾くたびに
間違った打鍵の衝撃が指先にかかり続け、
「ピアノ指変形症®」を発症します。

子供は、一番最初から

「正しい手指の形での弾き方」を教え定着させないと、

弾くたびに間違った打鍵の衝撃が指先にかかり続け、
「ピアノ指変形症®」を発症します。

一番の問題は、成長期の子供に対して、最初から「正しい手指の形」での弾き方を教え定着させないと、弾くたびに間違った打鍵の衝撃が指先にかかり続け、練習をする子ほど「ピアノ指変形症®」を発症するということです。

これは、他のピアノ教室で3歳から小3までピアノを習っていた子供のレントゲン写真になります。正しい手の形や弾き方を教わっていたとのことでしたが、残念ながら正しい指導ではありませんでした。

そのため間違った弾き癖がついており、その影響で小指の変形が進行しており、どう頑張っても正しい手の形ができず、もう小指は指先で弾くことができない状態まで深刻化していました。そして、第一関節を打鍵のたびに凹ませて弾いていたので、薬指と中指も変形していました。

お母様は「練習しても他の子に比べて音が弱い、速い曲の音粒が揃わない、思うように弾けないです」と、悩まれていました。子供はピアノが大好きで上手になりたいのに、最初の指導が正しければこんな事にならなかったはず…と思うと、本当に可哀想です。

この子はとても真面目で、小さい頃から先生の教えたことを守り、お母さんと一生懸命練習していたそうです。明らかに指導者の指導力不足。

整形外科医からも「間違ったピアノの弾き方で子供の指に負荷がかかったことは間違いない」と言われ、ご丁寧にレントゲン写真を頂けました。ご協力ありがとうございました。

その後の調査で、全国的に多くの子供達が、間違った弾き方による「ピアノ指変形症®」を発症しているということがわかりました。

子供だからこそ、正しい弾き方を身に付けさせることがいかに大切なのか。
全国のピアノ指導者と保護者様に、この重大問題を知っていただきたいです。

私は、習い初めに手の指導を正しくされなかったが為に、指が変形し、練習しても上達せず苦労したり、悲しんでいる他教室の子供達をたくさん目にしてきました。
そして、子供の努力が報われず、どうしていいかわからないと悩む親御さんもたくさん見てきました。
少しでも多くの子供達のこういった問題がなくなることを願っています。

テキストが進んでからでは、

指の動きが複雑になるので
後から直そうと思っても
難しくて直りません。

テキストが進んでからでは、
指の動きが複雑になるので
後から直そうと思っても

難しくて直りません。

子供に「ピアノ導入期関節指導®」を行わない場合、多くの子供が、このように、手指のアーチが崩れた状態で第一関節をへこませながら弾きます。これが自然に改善することはありません。この弾き方で成長した子供は、関節ペコンが癖付き定着するので、大人になってもこのように関節がペコペコ状態で弾きます。何年習っても、根本を直さない限り上達しませんが、変形が進行してしまうと、直らない可能性がでてきます。

上の動画のように弾き続けることで、第一関節に負荷がかかり、下記画像のように変形します。中指の変形は、中指が薬指の方向に指先が曲がってきます。そして、指先が沿ってきます。
薬指や小指の変形の場合は、中指の方向に指先が曲がってきます。

どんなに練習しても以下のような問題が必ず発生します

・音粒・音質が揃わない
・指がよく動かない
・薬指(4の指)と小指(5の指)が他の指に比べて弱い、動かしずらい
・速い曲が上手に弾けない
・音や指が転ぶ
・和音が揃わないズレやすい
・弱い音を出そうとすると擦れたり音抜けする
・音が汚い
・音がこもる
・音色変化ができない

これらが練習で改善されない原因は大きく3つ

① 習い初めの「ド」を弾くことろから「正しい姿勢、正しい手指の形による正しい弾き方」の指導が的確にされていないという事
② 「脱力指導」の開始時期が適切でないという事
③ 「楽譜基礎」と「ピアノテクニック」を正しく教えていないという事です

中途半端な「手指の形」で
ドレミを弾き進めると、
ピアノ基礎テクニック(様々な弾き方)を
正しく身に付けることはできません。
そうした子供達は、両手の曲になった時、
このような弾き方になります。

中途半端な「手指の形」で
ドレミを弾き進めると、
ピアノ基礎テクニック(様々な弾き方)を
正しく身に付けることはできません。
そうした子供達は、両手の曲になった時、
このような弾き方になります。

ピアノは3歳~小学校低学年までに習い始める子供が非常に多いです
幼児期の指関節は非常に柔らかく、9割以上の子供は、一番最初に「正しい手の形」を教えても、正しい手の形が維持できず、崩れた状態(間違った手の形)になります。

多くのピアノ指導者は、手指の柔らかい子供に対して
どのように指導すれば、最初から正しい手指の形を保持しながら弾けるのかが、
わからないでいます。

様々な指のトレーニング法やグッズなどを試しますが、どれも即効性がありません。
「ド」を弾くまでに間に合わないのです。

こういった理由から、「まだ子供だから手指が柔らかいのは仕方ない、最初はこんなもんでいいや、だんだん良くなるようにしよう」と、中途半端な手の状態でドレミを弾き始めてしまう教室がほとんどです。

保護者の方も、「練習すれば段々上手になるはず」と思います。
しかし残念ながら、子供はその1番最初の弾き方がそのまま癖付きます。

そうした考えから育った子供達は、両手の曲になった時、このような弾き方になります。

子供の頃の弾き癖は、
年月かけて「癖づく」ので
大人になっても変わらない方が

ほとんどです。

子供の頃の弾き癖は、年月かけて「癖づく」ので
大人になっても変わらない方がほとんどです。

この写真は、他教室のピアノ指導者の手指の写真です。

先生自身、自分の弾き方が間違っているという事に気づかず、長年の間違った弾き方で、重度のピアノ指変形症®を起こしておりました。

指変形が邪魔をして、子供に1番最初に教える正しい手の形や弾き方が思うようにできず、「こどもの導入テキストって、正しく弾くと難しいんですね…」とおっしゃっていました。

サッカーのゴールキーパーの指骨折レベルの変形だそうです。残念ながら治りません。変形しているので、指が思うように動かない、クリアで大きな音も思うように出せません。

ピアノの世界では、間違った弾き方を直すには
その3倍の時間がかかると
いわれています。
しかし、3倍の時間練習して
直るならばよいですが、
「ピアノ指変形症®」を
発症していると、
直らない可能性も出てきます。

ピアノの世界では、間違った弾き方を直すには
その3倍の時間がかかるといわれています。
しかし、3倍の時間練習して直るならばよいですが、
「ピアノ指変形症®」を発症していると、
直らない可能性も出てきます。

子供にみられる指変形は、小指と薬指が断トツ多く、次に中指です。
「ピアノ指変形症®」になると、正しく弾くのが困難になるので、「どんなに練習しても思い通りに弾けない」という最悪な事態が起こります。

ただ、変形が軽症な場合は、正しい指導をして治った事例もあります。
私が治した子は、ピアノ歴2年の子で、他教室で間違った弾き方をして小指変形を起こしていました。その子に関節指導法をし続けたら、レッスン開始2~3年後に小指が真っ直ぐに治りました。これには私もビックリしました!
その子は、無事、第一志望の音楽高校のピアノ科へ合格されました。

最後に、間違った弾き方とは、どんな弾き方か?
実際の写真を用いてご紹介します。ピアノを長く楽しむために、ぜひ以下をクリックいただきご覧ください。