間違った弾き方とは

ピアノ教室に通っているのに、
一番最初に習う「ドレミファソ」の
弾き方を正しく教わっていない

子供達の弾き方

手指の基礎ができていないから本物のピアノ基礎が身に付かない、上達しない、何年か経った時に自分が弾きたいと思った曲も弾けない、
正しい弾き方すらわからないし、やろうとしてもできない、こういった“つまずく原因“になるだけでなく、
子供はこれらの間違った弾き方の影響で「ピアノ指変形症®」を発症します。

上達しなくなる「ド」の弾き方

上達しなくなる「レ」「ミ」の弾き方

上達しなくなる「ファ」の弾き方

上達しなくなる「ソ」の弾き方

基礎を習ったという子供の、
間違ったドレミファソの弾き方

(右手)

基礎を習ったという子供の、
間違ったドレミファソの弾き方

(左手)

導入期の間違った手指の形での弾き方が定着し、
8分音符が出てくると、
指が転んでしまい、
練習しても上手に
弾けない子供の手指

導入期の間違った手指の形での弾き方が定着し、
8分音符が出てくると、
指が転んでしまい、
練習しても上手に
弾けない子供の手指

ピアノ教室に通っているのに、ピアノが上手にならない子供の特徴は、「習い始めのドレミファソの弾き方が正しくない」
ということが、圧倒的に多いです。この弾き方の基礎が抜けた状態で進めば、難曲は、弾けるようになりません。

↑他教室で「基礎を習った」という子供(小1)の、ドレミファソの弾き方です。
残念ながら、ドレミファソの正しい弾き方を指導されていません。
正しい手指の形での弾き方を教わっていないので、音が汚く、音粒は揃わず、転びます。

ドレミファソがこの弾き方では、今後学ぶ、ピアノ基礎テクニック(様々な弾き方)は正しく習得できません

もしこのままの弾き方でテキストを進めると、速い8分音符のかたまりや16分音符のかたまりが出てくると、キレイに弾けなくなります。また、和音も揃えて弾くのが難しくなります。

今はまだ音符が少ない楽譜なので気づかないかもしれませんが、この先どんどん音符は多くなります。
何時間練習しても、上手く弾けない(正しく弾けていない)手指になってしまいます。

逆に、最初から正しい手指の形での弾き方を定着させるように進めていけば、よく動く指へと変わっていき、どんな曲でも弾けるようになります。

小2 手の指導をされていない
上達しない子供の弾き方

↑正しい弾き方を教わらず、ただ、音符・リズム・強弱などの音楽記号を学んだだけの子供の弾き方です。
打鍵時に第1関節がへこんでいます。手のアーチも酷く崩れています。
このままでは、指は速く回らない、指先で様々な音色を作り表現することもできません。

習い初めの多くの子供にみられる
親指の「まむし指」

親指の関節がへこんでいます。ピアノの世界では「まむし指」と呼ばれているもので、習い初めの多くの子供にみられる関節状態ですが、これは正常ではありません。

一番最初に「ド」を弾いた時、この矢印部分がこのようにへこんでいたら、「ド」を初めて弾く時点で治す練習に入るのが、一番きれいに早く治るということがわかっています。

ある程度進んでから治そうとした場合、一見治ったように思える事もありますが、不安定でまた元に戻ってしまったりと、再発しやすいです。

親指の関節がへこんだまま弾いていくと、
オクターブの連打がうまくできない、音粒が揃いにくい、和音の移動が機敏にできないなど数々の問題が発生します。

上達するための基礎を
何も教わっていない幼児の弾き方